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A:素人が作ったようなデザイン
ホームページなし。まさかこの時代にそのような企業はないと思います。
他社との競争が激化している成熟業界においては、ライバルを意識して切磋琢磨しています。その結果素人が作ったようなデザインということはあまりないと思います。しかし、成熟していない業界においては、企業の看板であるホームページを少し知識があるだけで、大した知識と経験を持っているわけではない素人さんに発注したりしているケースも残念ながら見られます。これは非常に問題です。なぜなら、現在の消費者でその会社から取引を検討している場合、ホームページから情報を入手して判断するケースが非常に多くなっているからです。
顧客はホームページを見て、会社と商品・サービスを判断しているわけです。
その証拠に「信頼されるデザインで小規模の会社」と「信頼されないデザインで大規模の会社」を事前情報がまったくない状態で見てもらうとします。そうすると前者の方が後者より「人数が多くしっかりした会社」と回答するのです。このことは、信頼されないデザインを公開している会社は実際の信頼性より下に判断されることを意味します。
企業の顔であるホームページは信頼されないデザインだとしたら公開しない方がマシです。
B:量産されたビジネスブログ
ブログの普及がすすみ、ビジネスにブログを活用する方法も確立されつつあります。それは歓迎すべきことなのですが、ブログブームとでもいうのでしょうか。作成すること自体が目的となってしまい、中小企業や店舗の経済活動における情報発信という意味ではいささか疑問をかんじることもあります。
このような流れの中、無料で活用できるビジネスブログサービスも出現してきたこともあり、テンプレートを少しいじっただけの差別化されない量産型のビジネスブログがさらに目立つようになりました。
少し検索してみるだけでも
・テンプレートを少し変えただけの社長ブログ
・テンプレートを少し変えただけのものをメインホームページとして活用している企業のブログ
・メインホームページとは別のセカンドホームページ的な広報ブログ
・有名プロバイダーが個人用に用意しているサービスをビジネス用に適応したブログ
などなど
これら、ブログで情報を発信することが悪いことだとは言いません。実際に中小企業や店舗にとってブログは情報を発信するには便利ですし、実際うまく活用できると大きな利益につながるはずです。
しかし、ブログの普及によっておそらく地球上で生成されるホームページのページ数が急速に増えているのは間違いことを考えるとどうなるでしょう。
みんな似ているのでは、埋もれてしまうのです。
もちろん発信する情報が増えればビジネスにとって有益になる可能性がありますが、自社のみならず、他社の発信する情報量も相対的に考えると現在有効と思われている手段も効果が半減していくことは容易に推察できることです。
ましてや、このようなテンプレート化されたビジネスブログが量産されればされるほど、企業ブランドとして差別化できにくい単なる情報発信だけが目的のビジネスブログが氾濫することを意味します。
C:個性化されていない
どの企業においても必ず存在価値というものがあります。それらの個性を表すということがその企業においての強みにフォーカスするということになると考えます。しかし残念ながら世に出ているホームページの多くがそれをできていません。
ホームページ=その企業にしかない強みの情報を発信する器
になっていなければなりません。また、消費者にその強みを「わかりやすく」「覚えやすく」伝えることができていなければ情報を発信する効力が薄れてしまいます。
つまり他社が真似したくてもできない、自社だけがもっている強みにスポットを当てた情報の発信をすべきなのです。強みがわからないとか、我が社にはそのような強みがないといった残念な解答も少なくないのが現状ですが、企業として存続している限り、多かれ少なかれ既存客に支持されているわけです。ですから他社にはない支持された理由が必ずあるはずです。
USP(ユニーク・セリング・プロポジション)=他社にはない差別化された強みをわかりやすく、伝えなくてはなりません。これができていない企業が多いので、ライバル会社とサービス合戦や価格競争に巻き込まれていることが多いのです。
その強みにフォーカスして情報を発信するということが非常に重要なのであり、消費者のニーズが多様化した成熟社会では益々、企業は強みに選択、集中して磨きをかけていかなければなりません。
企業そのものの個性を出していく、その役割を担う中核がホームページなのです。
CASE2:マーケティングの欠落へ
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